京都佛立ミュージアムスタッフの現薫です。

さあ、いよいよ
東日本大震災3年　復興支援「ハチドリのひとしずく展」が最終日を迎えます。

3月からはじまり、講演会、上映会、チャリティーイベントを重ねてきました。
復興市では、約140種ほどの物品を東北から届けていただき販売をさせていただいています。
期間中は、約1700名ほどの方に足を運んでいただきました。心から御礼申し上げます。

ハチドリのひとしずくの様に展示や活動としては微力ではあったかもしれませんが、それぞれが精一杯取り組んで参りました。

明日は最終日に併せ最後の講演会が開催されます。

NHKの現役プロデューサー　松丸慶太氏をお迎えし「福島原発事故への道のり」と題してお話いただきます。

決して目を背けることのできない原発事故の問題。原発賛成、反対、脱原発、再稼動は必要など様々な意見、立場がありますが、「福島原発への道のり」がどうであったのか、客観的で膨大な取材記録に当たってこられた松丸氏の長年の取材経験をもとにお話いただく貴重な機会です。

限られた時間ではありますが、ぜひ繰り合わせてお越しいただきたいと思います。

また、この貴重な講演会の模様はインターネットでライブ中継いたします。直接来ることができないという方もぜひ、ご覧ください。

www.ustream.tv/channel/HBSjapan

明日の準備をしているスタッフから
「明日で終わるんですね。なんだか寂しいです。」という声を聞きました。
復興支援は終わることなく、継続していきますが、ひと区切りということもありやはり少し寂しい気がします。



展示は終了してしまいますが、京都佛立ミュージアムではもちろん「ハチドリのひとしずく」の精神、「微力ではあるが、無力ではない」「誠実に力を尽くして」を心に刻んで取り組んでまいります。

明日、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。