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  • 東日本大震災から5年 ハチドリのひとしずく展2 原発×仏教

     2016年2月14日—3月27日

    東日本大震災から5年目 ハチドリのひとしずく展2 原発×仏教
     
    京都佛立ミュージアム 入場無料 平日 10時—16時  土日祝 10時—17時
    休館 月曜日 (※但し、月曜日が祝祭日及び25日のときは開館、翌日代休。)
     
     
     
    2016年
    あらためて
    原発を考える
     
     
    震災から5年。その現実を目の当たりにするとき、期待は儚く、希望が絶望にすり替わるのを感じることさえあります。その中で、ある一つの言葉に衝撃を受けました。
    原発の危険性に目をつぶってのすべての営みは、砂上の楼閣と言えるし、無責任とも言える。そのことに国民は気が付いてしまった。問題は、そこでどういう行動をとるかだと思う。(『原発訴訟が社会を変える』 河合弘之著より)
    2年前、「ハチドリのひとしずく展」で自ら提唱した「私にできること」、それぞれの”ひとしずく”。京都佛立ミュージアムとして、まだできることがあるとの思いに至り、“仏教のミュージアム”として、これまでに類を見ない、ならではの視点から、あえて賛否両論のテーマに挑戦します。私たちは、微力ではあるけれど、無力ではないはず。南アメリカの先住民に伝わる「ハチドリのひとしずく」のお話をヒントに、わたしたちは《全員参加の復興支援》をめざします。
     
     
     
    森が燃えていました
     
    森の生きものたちは
    われ先にと
    逃げて
    いきました
     
    でもクリキンディという名の
    ハチドリだけは
    いったりきたり
    くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
    火の上に落としていきます
     
    動物たちがそれを見て
    「そんなことをして
    いったい何になるんだ」
    といって笑います
     
    クリキンディは
    こう答えました
    「私は、私にできることをしているだけ」
     
     
     
    復興イベントのご案内
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    震災復興祈念公演 2月14日(日)
     
    2016年2月14日(日) 14時~
    場所:京都佛立ミュージアム エントランスホール
    参加費:無料
    連絡先:075-288-3344
     
    当展示の開催を記念したコンサート。東日本大震災において津波被害を受けた陸前高田の松から製作されたバイオリンの音色を通じて、犠牲者を悼むとともに、震災を想起し、その教訓に学ぶ姿勢を啓発して、より良い社会の実現と真の復興を推進したい。
     
    陸前高田の「奇跡の一本松」の木片を
    用いたヴァイオリンで演奏。
     
    高山佳南子 (たかやま かなこ)
    京都生まれ。東京藝術大学卒業。第11回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール高校生部門第1位。第13回同コンクール弦楽器の部大学生部門第1位。サイトウ・キネン・フェスティバル小澤征爾音楽塾など、国内外の講習会や音楽祭に参加。ソロ・室内楽で自主演奏会も行う。これまでに小室由利恵、保井頌子、若林暢、澤和樹、野口千代光の各氏に師事。2012年9月~2015年2月、兵庫芸術文化センター管弦楽団コアメンバー。2015年3月より、大阪フィルハーモニー交響楽団ヴァイオリン奏者。
     
    川田理絵(かわだ りえ)
    京都市立芸術大学音楽部ピアノ科卒業。ドイツ国立ヴュルツブルク音楽大学、大学院を卒業。ドイツ国家演奏家資格を取得。京都ピアノコンクール 銀賞(金賞なし)、宝塚ベガ学生ピアノコンクール 第1位、第15回日本クラシック音楽コンクール最高位、バッハ国際ピアノコンクール 第4位、第8回ウィーン国際ピアニストコンクール 第2位、ミュンヘンスタインウェイコンクール第1位を受賞。2012年に帰国後、リサイタルや奈良フィルハーモニー管弦楽団との共演、室内楽コンサートに出演。ドイツでもリサイタルを開催。これまでに椋木 裕子、インゲ・ロザー、ベルント・グレムザー、村田理夏子の各氏に師事。
     
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    映画  「日本と原発 4年後」
    (製作・監督:河合弘之/制作・配給:Kプロジェクト/2時間18分/2015年)
     
    展示中は毎日映画上映!閉館時は上映しておりません
    ので開館日をご確認ください。
     
    場所: 京都佛立ミュージアム 館内
    期間: 開館日(1日2回上映)
    時間: 午前の部  10時30分~(12時50分 終了)
         午後の部  13時~(15時20分終了)
    料金: 500円
     
    当展示のスーパーバイザー・河合弘之氏が監督として世に送り出した傑作『日本と原発』。その後継作である『日本と原発4年後』。河合弘之監督自ら「脱原発への武器」と位置づける作品を連日上映し、原発に関する不偏の情報を提供して、個々の判断を促したい。さらに、監督の講演会を開催し、より深い関心と理解を訴求する。

    ※2月14日は映画「日本と原発 4年後」の上映は
    午前の部(10時30分~12時50分終了)のみの
    上映となりますので、ご了承ください。
     
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    震災復興物産展
    2月25日(木)・3月25日(金)
     
    場所:京都佛立ミュージアム 内
    時間:午前11時~午後4時
     
    たとえ微力であっても
    無力ではない
    あなたも
    “いま、あなたにできること”を―
     
    被災地の特産品や復興応援グッズ
    買って応援!食べて応援!
     
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     生涯学習支援プログラム
    『テラコヤスコラ』vol.21ゲスト講師:河合弘之氏
     
    映画「日本と原発 4年後」 上映会 & 監督 講演会
    2016年3月5日(土) 
    映画上映(料金:500円):13時~
    講演(無料):15時20分~
     
    河合弘之(かわい・ひろゆき)氏
    さくら共同法律事務所 弁護士。1944年生まれ。1967年9月司法試験合格。1968年3月東京大学法学部卒業。映画『日本と原発』(2014年)、『日本と原発 4年後』(2015年)監督。
     
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