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  • ABSOLUTE PEACE NAGASAKI BEYOND トランクの中の日本~戦争、平和、そして仏教~

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    京都佛立ミュージアム企画展

    ABSOLUTE PEACE
NAGASAKI BEYOND
トランクの中の日本~戦争、平和、そして仏教~ 

    死亡した弟を背負いながら火葬場で順番を待つ1人の少年。第2次世界大戦末期、長崎に原子力爆弾が投下された直後に撮影されたものです。撮影したのは若き米軍兵士 ジョー・オダネル氏。「私はあの体験を語り伝えなければならい。」43年間、忌まわしい記憶と共にトランクにしまい込んでいた写真を開けさせたのは彼の平和への願いでした。
    2015年、終戦70周年を記念して京都佛立ミュージアムで開催された「トランクの中の日本~戦争、平和、そして仏教~」展は大きな反響を呼び、少年の写真はローマ法王の元に届けられました。
    3年後の2018年、ローマ教皇フランシスコは、平和へのメッセージとしてこの写真を全世界に配布するよう指示しました。写真には「幼い少年の悲しみはただ、血のにじんだ唇をかみしめるその身ぶりの中にのみ表現されている」と書かれ、裏面には法王の署名と「戦争が生み出したもの」という言葉が添えられました。
    それを大きなきっかけとして、2018年夏、私たちは同写真展を、サンマリノ共和国のパブリコ宮・国会議事堂の1階エントランスで開催しました。
    世界最古の共和国でありながら軍隊を持たず平和を保持し続けてきたサンマリノと、世界唯一の被爆国・日本。ヒロシマ、そしてナガサキから世界に向けたメッセージとして。
    あれから5年、世界は新型コロナ感染拡大により断絶された上に、更にウクライナでは戦争が勃発。その戦況は毎日のように報道され、焦土と化した町や傷ついた人々を目の当たりにしています。
    今こそこの写真の持つ力や意味を伝えたい。国際交流こそ、平和創造の礎でもあります。過去2度にわたり写真展を開催したサンマリノ共和国、そこに隣接するイタリア・リミニ市。国を越え、数百年間にわたり、平和交流を重ねる2都市にて、“ABSOLUTE PEACE”を開催する運びとなり、京都佛立ミュージアムも、共催として参画いたします。
    その一環として、『NAGASAKI BEYOND トランクの中の日本~戦争、平和、仏教~』をリミニ カートゥンクラブ、イッショニ サンマリノ ジャッポーネ 文化協会とともに、リミニ市 MUSEO DELLA CITTA LUIGI TONINIにて同展示を開催する運びとなりました。
    前回に引き続き、カラフルな折り紙を用意し、この写真展に足を運び、心動かされた来場者の方々に、想い、願い、メッセージを書いていただき、それらをボードに貼り合わせていきます。1ヶ月半の展示期間を経て写真展が終わるとき、それは来場された皆様のメッセージで作り上げた、美しく力強い、未来への希望と平和の象徴となることでしょう。
    “NAGASAKI Beyond”
    「国を越えて、民族を越えて、宗教を越えて、憎しみを越えて、
    ただひたすらに平和を願う。ナガサキ、そして世界へ。」
    【開催期間】2022年7月13日―8月31日
    【場所】Musei di Rimini / MUSEO DELLA CITTA LUIGI TONINI(ムゼオ・デッラ・チッタ”ルイジ・トニーニ”)
    【住所】Via Tonini,1
    【入館料】カートゥーンクラブの展示会は無料です
    【開館・休館】
    火曜日から金曜日の午前10時から午後1時と午後4時から午後7時/土曜日、日曜日、祝日午前10時から午後7時/祝日以外の月曜日
    サマーアワー6月1日-8月31日
火曜日から日曜日10.00-19.007
月と8月の毎週水曜日と金曜日の夜21から23まで営業
     
    【主催・共催】
    CARTOON CLUB RIMINI 
    Kyoto HBS museum(京都佛立ミュージアム)
    Associazione Culturale ISSHO - NI San Marino & Giappone 
     
    【協賛】
    TOSHIBA INTENATIONAL FOUDATION
     
    【後援】順不同
    サンマリノ共和国文化省
    Comune di Rimini
    Honmon Butsuryu Shu(HBS)
    ISTITUTO GIAPPONESE DI CULTURA 日本文化會館
    HITOHATA
    PEACE DAY財団
    TITANO ECOLOGIA
United Nations Information Centre
    国連認証NGO国連平和の鐘


【協力】
Shogakukan Inc.(小学館)
    Ufficio editore Ohara Tetsuo(大原哲夫編集室)
    Kimiko O'Donnell
    Hiroshima Peace Memorial Museum(広島平和記念資料館)
    Jayewardene’s family
    J. R. Jayewardene Centre
    JAGDA NAGASAKI
    Nagasaki Atmoic Bomb Museum(長崎原爆資料館)
     
    【概要】
    1.ジョーオダネル氏のご紹介
    2.展示開催に寄せて:
    3.メイン展示『トランクの中の日本』写真展
    4.仏の教えにより賠償請求権を放棄した大蔵大臣 J.R.ジャヤワルダナ
    5.世界絶対平和を訴え続けた 中川千代治の紹介
    6.国連世界平和の鐘の子鐘の展示
    7.仏教の平和思想
    8.絶望から未来へ。
9.来館者の思い、願いを綴るメッセージボード

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